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「ひとつながりの世界、スマホ、SNS時代の倫理実践」

2018.03.20(火)
2018月3月20日(火)の上野倫理法人会では、豊島区幹事/東京都レクチャラーの㈱ソーシャルメディアマーケティング代表取締役菅野弘達氏から、「ひとつながりの世界、スマホ、SNS時代の倫理実践」についての講話をお聞きいたします。

つながり「関係。関連。(大辞林)」


人生も経営も、すべては「つながり」が重要だと言えるでしょう。一方向的な行動、つまり相手のためになることができなければ、返ってくるものもない、つまり自分のためにもならない状態が続きかねません。

確かに今日は、以前より「つながり」の手段が増えたと感じられます。スマホ、それを介したSNSでのやり取りがあれば、より多くの人々、より広い地域のことを知ることができ、それが自分の得意とするビジネスで手助けできるのだとわかれば、より私たちの活動範囲は広がるのだろうと考えられます。

では、実際にはどんなことが行われているのでしょう。参考として、2018年3月11日発行の日経ヴェリタスを開いてみました。

すると、まずは東日本大震災に関連した紙面で、この「つながり」という視点から考えることのできる活動がありました。

「津波で大きな被害を出した東北沿岸部の企業を金融面で支えたのが、ネットを通じ様々な企業や個人から寄付や出資を募るクラウドファンディングだ」とあり、挙げられているのが「雄勝硯」についてです。

「600年あまりの歴史を有し」「ガラスや陶器と違い石の加工には高度な加工技術が必要」なこの硯は、支援により流されてしまった工場が再建されても、「中国産の安価なすずりの流入や小学校での書道の授業の減少といった構造問題は容赦なく追い討ちをかけていた」そうです。

つまり、元の状態に戻れたとしても、別の問題が発生したり、いずれ同じ状態に陥ってしまう結果だったりする可能性は、大いにあったのかもしれません。

そして、ここで着目すべき視点が「つながり」なのではないかと感じられる紙面になっています。

続きの文章では、「震災を機にビジネスモデルの転機をめざした」「すずりの原料である玄昌石をレストラン向け食器や工芸品、マウスパッド、住宅用外壁に使うことを試みている」と紹介されています。

このような工夫ができたのは、「熟練した職人が手作業で加工し、付加価値を高めている」という強みが可能だったからであり、さらに「ただ復旧するだけでなく、次の一手を繰り出す余力ができたのも基金あってこそと言えるかもしれない」ことは、資金が必要なかったなどとは決して断言できないでしょう。

このような、高い技術と資金があったからこその事例からは、何か一つだけしか持たない状態ではなかなか難しい状況を改善するのに非常に有効だと気づくことができそうです。

強みを一つ持つことは重要です。そして、その強みを生かせる能力や人材などの、強みと自分以外の世界との「つながり」を持てることが、次に重要なことだと言えるように思います。

さて、来週の菅野弘達氏の「ひとつながりの世界、スマホ、SNS時代の倫理実践」では、ヒトが存在するためにどんな時代にでも必要であったはずの「世界とのつながり」について、今の時代ならではの考え方や能力、「つながり」の活かし方などの視点から、貴重な体験をお話しいただけるのではと思います。

スマホを持っている人も、持っていない人も。持ちたい人も、持つ必要を感じていない人も。ですが、「こんな使い方があるのか」「こんな経営もあるのか」と知ることのできる機会については、「必要ない」ものとは断言できません。必ずやあなたの参考になる講話になることでしょう。ぜひ楽しみにお越しくださいませ!