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「何の為の倫理か?」

2017.12.05(火)
2017年12月5日(火)の上野倫理法人会では、法人スーパーバイザーの戸田栄造氏から、「何の為の倫理か?」についての講話をお聞きいたします。

為「役に立つこと。利益になること。(大辞林)」


2017年11月26日発行の日経ヴェリタスに、「Annual Report Awards 2017」という別刷りの広告が折り込まれていました。

「経営戦略や社会貢献などの非財務情報などをまとめた統合報告書を発行する企業が増えている」とあります。「各社とも情報開示を積極化している」ようで、見出しには「投資家とのハイレベルな対話を促す質の高いアニュアルリポートが集結」ともあります。

株式会社は、資金の出し手となる投資家に対し、いかに自社をアピールするかが大事だと言えるでしょう。なぜかと言えば、正確な情報で信用してもらい、社会に貢献している事実などで信頼してもらい、将来にわたって発展することを期待してもらうためだと考えられます。

そのための手段としてレポート、つまり報告書という文書により、自社のことを明確にするのは多くの企業に推奨される活動なのではと感じます。

経営上行われるものは、何かの役に立つこと、つまり「為になる」ことが必要です。それは、数十〜数百ページにわたるレポートであっても、一言にまとめられたタイトルやキャッチコピーであっても、数行の紹介文などであっても同じだと考えられます。

この観点から、上記の「Annual Report Awards 2017」にエントリーした企業のアニュアルレポートを読む前に、それぞれの企業がどんな表現で自社のレポートを紹介しているかを見てみると、各社にとってこのレポートが「何の為の報告書なのか」が浮かび上がるように感じます。

例えば大和ハウス工業株式会社では、「統合報告書2017では」「価値創造ストーリーとして紹介し」「成長の源泉について分かりやすく説明しています。」と、読み手に何をどのように「伝える」報告書なのかを表現した紹介文になっています。

またANAホールディングス株式会社では、「本レポートでは」「解説」「精査と」「取り組みなど」「仕組みを訴求しました。」「特集では」「施策を紹介します。」と、書き手が何をどのように「書いた」報告書なのかを表現した紹介文です。

「読者のために何を伝えたいか」「読者のために何を書いたか」に違いはあっても、書き手と読み手の双方がいてこその文書です。その文書が「何かの為になる」かどうかは、やはり「何の為に」書き、発行するかを明確にしておくことが大切と言えそうです。

さて、来週の戸田栄造氏の「何の為の倫理か?」では、理由なく倫理を学ぶことの失敗やもったいなさ、さらに「目的」を持った勉強の大切さなどを聞けることと期待できます。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております!