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「二宮尊徳と私の倫理実践」

2016.03.01(火)
来週2016年3月1日(火)の当・上野倫理法人会では、山の手地区長法人レクチャラーおよびNPO 法人ヒューレック研究会代表の棚橋正光氏をお呼びし、「二宮尊徳と私の倫理実践」についての講話をお聞きいたします。

思想「人がもつ、生きる世界や生き方についての、まとまりのある見解(大辞林)」

二宮尊徳氏は、「思想家」としても知られています。「生き方についての、まとまりのある見解」と定義されうる「思想」とは、あえて公表することがなかったとしても、つねに持ち続けたいと感じる重要な要素ですね。

たとえば会社の「経営」に当てはめれば、「理想」や「理念」と置き換えられるでしょう。経営者にとって、自ら設定した理想に到達したいと工夫を凝らすものであるはずです。

またその際の「理想」とは、たとえば講話などのこれまでに得た「参考になる」ものを元にすることができます。しかし「参考になる」ものとはあくまでも参考になるだけであり、自分の現実は自分で決めることになりますが、より多くのものを参照することができれば、それに越したことはありません。

とくに「技術の進化」とは、それまでは「不明だった」ことが「分かってきた」場合に次の段階へ進めるものと思われます。

2016年2月21日発行の日経ヴェリタスでは、「押すとカチッ 仮想現実の表現広がる」と、「平らな画面のはずなのに、機械式のボタンを押したような感覚が指先に伝わ」るような、「触感を再現する技術」がさまざまに応用され始めたことが紹介されています。「指先にあるパチニ小体」が「微細な振動」を感知することが「分かってき」たことで、その振動が再現されることも可能となっているようです。

つまり、「押す」というまったく同じ状況が再現されずとも、「押した」という感覚は得られる、つまり「押したとみなせる」体験は可能だとも考えられそうです。

このような現象が再現されうることが、「仮想」の「現実」という矛盾が成り立つ元となっているのでしょう。同じように、自分以外の誰かを「参考にする」ことでは、その人自身になることはできず、またその人とまったく同じ経験ができるというわけでもありません。

しかし、とくに経営者である私たちは、そまざまな「事例」という「過去」を参考にし、できる限り成功や理想に近づきたいと努力しています。

「触感を再現する技術」が「ようやく」進化したのは、進化するに十分なことが「分かってきた」からであり、さらに「分かってきた」ことが登場すれば、次の進化も可能でしょう。

経営者としても、「分かってきた」という体験を持ち続ければ、つねに進化することは可能だと期待できますね。

さて、来週の棚橋正光氏の「二宮尊徳と私の倫理実践」では、二宮氏の「思想」と「倫理」にはどんなつながりがみられるのか、ぜひ棚橋氏の議論展開を聞きにいらしてください!